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てさぐりゲーム

小学校1年の誕生日に買ってもらった
ゲームが てさぐりゲームだった。

ご存知ですか?
今復刻版が売られているのだ。

父が亡くなった年
祖母と姉と母と私の4人で
(女系です)
このゲームを囲んで
大いに盛り上がった記憶がある。

それまでおもちゃは姉のお古だった私は
狂喜乱舞して
ゲームに狂った。

それがてさぐりゲーム。

手が4本入る構造で
箱の上にカードを開いて
出てきたカードと同じもの(今で言うフィギュア?)を探って
奪い合う。
手をつねったりして、時には卑怯な手も使う。

更に回数を重ね、だんだん一発で判るようになると
カードには無いロバや馬に似たものを拾ったりしてきて、
箱に混ぜ込み
相手を出し抜くという
よく考えるとちっとも巧妙じゃない稚拙で姑息な手段も使った。

入れ歯と、馬とコインとか
脈絡のないものが
縮尺一切無視の大きさで
(たとえば入れ歯よりもコインのほうが大きかったり)
手の触覚と想像力を駆使する楽しいゲームで
祖母が一番楽しそうに盛り上がっていた。

このゲーム
今の時代にとても
必要なんじゃないかと思う。

触れ合うことも想像することも
楽しめるお得なゲームだ。

お年寄りにも楽しいだろうし
素朴すぎて今の子供は見向いてくれないかもしれないけど
もしも私に子供が居たら
絶対与える。

私が遊んだ「てさぐりゲーム」は
甥達のところに行って
その後消息不明。

誰かが遊んでくれてるといいな。
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by chutaro116 | 2004-12-30 01:23 | からだ

ターミナル

ターミナルを観た。
スピルバーグは大好きだった。

インディアナジョーンズの頃。

疾走感が身体と心と頭に心地よくて
洋画に眼を向けるきっかけを
与えてくれた監督だった。

ターミナルは
ハートフルな題材で
どこを切っても
面白いはずなんだけど
疾走感という意味では
空港内の話で動きが限られるせいか
今ひとつ迫力が少なかった気がする。

テンポというか。
テンポが必要な映画ではないんだけど
スピルバーグの迫力でグイグイ押して欲しい。
観客の果てしない欲望を満たして欲しい気もした。
私はスピルバーグには欲張りな要求をしてしまうのかもしれない。
「きゃー参った!」という感じを求めてしまうのだ。

トムハンクスが
ロシア人というのが
なんか妙にリアル・・かもしれない。

そして、太っていて役創りとしては
見事だった。

英語しゃべれるネイティブが
英語を話せない外人で
だんだん英語が上手くなっていく過程を演じるのも
結構大変そうだと思った。

英語を勉強していて
「国別イントネーションの違う英語モノローグ」
というCDを聞いた。
すごく腑に落ちたCDだった。
(モノローグの内容もたとえばフレンチっぽかったりする)

NYでは、本当に様々な英語を耳にする。

この映画でも、いろんな方言英語の連発で
以外な楽しみ方も出来る。

おととしNYへ行った時、
帰路、飛行機が離陸しなくて
約12時間位ケネディ空港に
カンズメになったことがあった。
宿泊は空港の近くの「ラマダホテル」。
マンハッタンでは
一泊30ドルのドミトリー(6人部屋)に
宿泊していた私は、
突如として、ダブルベットのシングルに
お風呂場はドミトリーの部屋ぐらいの大きさの部屋に
泊まれることになって、
飛行機が飛ばなかった不安よりも
ひたすら楽しく、高揚していた。

乗客同士の結束が固くなって
それはそれでとても楽しかった。
日本人観光客とはいえ
皆、日本全国から集合しているので
普段生きていたら絶対出会わないような人と仲良くなれたりして
それはそれは面白かった。

空港はある意味ドラマの宝庫。

セットのケネディ空港は本物よりもずいぶん立派だった。
スタバもなかったしな~。
スバロゥはあったけど。

映画は六本木ヒルズのバージンシネマズで観ました。

ヒルズは、今イルミネーションがとても綺麗。
とてもピンボケだけど
写真載せます

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by chutaro116 | 2004-12-29 00:46 | 映画・ドラマ

推薦図書二冊

推薦図書その1

以前観た芝居
「れもん」に影響されて
「智恵子抄」を読んでいる。

とても感動。

「れもん」を観ていて
一番心に響いていたのは
「人類の泉」の一部、
「私にはあなたがある」
というくだり
だった。

柄本明さんの訥々とつむぎだす音が
いまも耳から離れない。

この詩には様々な解釈もあろう。

だけど
真実が
普遍が存在することには
違いないと思う。

推薦図書その2

「ずーっとずっと だいすきだよ」

絵本です。

小学校教科書、「国語1 ともだち下」に採用されてるそうです。

動物を飼っていたら勿論号泣。

そうでなくても号泣。

愛する人が居たら更に号泣

今日この本を読んで
うちのネコに
「大好きだよ」と言い続けたら
機嫌よく良い子だった。

動物にも
言霊は理解できるのだから
人にもどんどん
言葉を伝えたいと思う。

言葉は出来るだけ
その人に向けて
直に伝えたい。

手紙でもいいけど
電話でもいいけど
直接伝える
生の音、ということの事実、
向き合ったときの
お互いの手触りを感じあっていくことは
私にとって必須だとおもう今日この頃。

あとから何かの媒体で伝える
ということも
今の時代はコウユウツールがあるので便利だけど
それに頼るということは
いつか、自分や相手を裏切ることに繋がる可能性も
生み出してしまうと思う。

今、感じていることを
言葉にすることが
とても大事なんだと思う。
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by chutaro116 | 2004-12-28 00:58 | BOOKS

再びエンジェルスインアメリカ

前回最後まで観れなかったので
第二話を観る。

やはり凄い
凄すぎる
アルパチーノ。

エイズに冒された弁護士を
鬼気迫る迫力で演じている。

映画館で観ると
それなりに覚悟をしているので
迫力に耐えられるのだけど
これ、「テレビ?」と思うと
あまりの迫力に
どうしたんだろう、と思えてしまう。

それくらい、テレビの演技に対しては
観る側も期待をしていないんだと
気づいた。

話は変わるが、
ドンキホーテの火事
当初の報道よりも髄分大変だったようだ。

2階が全焼。
儚い。

現場に行くほど野次馬になりたくはないのだけど
う~~ん、複雑な気持ち。
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by chutaro116 | 2004-12-27 00:59 | 映画・ドラマ

夜更かし

夜更かしをしていたら
上空にヘリコプターの音がばらばらとしていた。

猫が起きて騒ぎ出した。

なんとなんと
ドンキホーテが火災だそうで
私は、そこへおととい行ったばかり。

近所なのだ。


先日行ったときに、
火災に対しての、今後の対策とか
そうゆうことの表明がどこかにあるかな?と探したけど
見つからなくて、
対策は大丈夫かしら?と余計なことを考えていた。

大したことが無いといいけど・・。
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by chutaro116 | 2004-12-26 05:37

ベニエ

外食が続いてる。

今日は昼間に、ゼロプロジェクトの「ジュリエット」を観た。

なかなか、痛い芝居だった。
人を好きになる、ということは
自分の事も好きになる、ということとの
バランスが重要なんだ、ということが
私の心に届いてきた。
人が人を思う気持ちって、
本当に千差万別だけど
ストレートに受け入れられたら
表現したら、難しいことなんてないんだろうなあ。

サントリーが協賛で「マカとローズヒップのお酒」を戴く。
池袋芸術の帰りには
「カフェデュモンドのベニエ」を食べるのが癖になっていて
今日も食べた。
昔ニューオーリンズへ一人で旅したときに
本店で、一人でパフパフ食べて以来大好きなのだ。

ニューオーリンズは、とても素敵なところ。
音楽と、海の幸が豊富で、ワニとか、沼とかあって。

私にとってはパラダイスのようなところだった。

ちょうど、行った時期がマルティグラというお祭りの頃で
女子の一人旅なんて言語道断、危険だったらしく
私が到着した翌日はニュースでは女子アナが行方不明になったと報道されていた。
怖いもの知らずだったかも。
季節は真冬(2月)。
なんとも妙な気温で
湿度が高く、昼間はTシャツでも平気な気温で
でも、沼地や、夜は冷え込むような
不思議な空気だった。

NYと違って、乾いた感じがどこにもないのだ。

テネシーウィリアムズの戯曲を読むと、
登場人物の心理に、この気候が少なからず影響しているに違いない。
と思えるようになった。

気候と精神は、かなり密接だと思う。

それにしても、楽しかった。

ちなみにニューオーリンズの「カフェデュモンド」本店はこちら
その隣にフレンチマーケットという市場があって
そこも、フランスの植民地だった歴史が濃く残っていて
アメリカの中でも特殊な雰囲気があって面白かった。

ところで、
日本のベニエは2個だけど、本店は3個だ。
しかも、私の記憶では一個が巨大だった。
しかもベニエミックスが2ドル20セントで売ってる。
一体何個作れるんだろうか。

せめて、日本でもお店で3個食べたい。
絶対残さないから、3個にしてほしい。

・・・・・・今空腹かもしれない。
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by chutaro116 | 2004-12-26 03:05 | foods

うなぎ

クリスマスで町は
華やかだけど
今日は渋く、母と田園調布「平八」
うなぎを食べに行った。

知る人ぞ知る、名店。
注文を聞いてから裁いてくれて、
ゆっくりと、焼いて、ゆったりと出てくる。

私は高校生1年のときに
劇団の芝居の
チケットノルマを稼ぐ為に夏休みここでバイトをした。

何度かうなぎの重箱をひっくり返したり
燗のお酒を倒したり、つり銭を間違えたり、
色々迷惑をかけた高校生だった。

でも、洗い場にバイトに来ていた
同じ学区の高校生の先輩に
告白をされたりして、
色々面白かったような気がする。
(その後は何もありませんでしたが)

うなぎもさることながら
まかない食も、すごく美味しくて
今でも思い出すと、うっとりしてしまう。

くずれた白焼きとか、うな茶で食べさせてもらったり。

ああ。
あのときに赤ちゃんだった女の子が
今は、お母さんと同じ顔して
お運びをしている。

今日のうなぎは格別美味しかったようなきがする。

夏よりも、脂が乗っているんじゃないだろうか。

おかげで、凄く元気元気!
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by chutaro116 | 2004-12-24 03:27 | foods

ほがらか

今日は3回目の漢方の病院の日だった。

診察室に入った瞬間に
Drから、「ほがらかになりましたね」と言われた。

お~~!嬉しい~~。
1回目は鬱と言われたのよ。

最近は
時間的にとてもタイトになって
新しく覚えなくてはいけないことが
今、膨大に提示されている状態で
逃げ出したくもあり、
やる気でもあり・・。
と言う状況において
「ほがらか」で居る自分というのが
ひどく嬉しかった。

ピラテスとバレエを同時進行させたことも
とても効果的だったようだ。

先生から「漢方って面白いでしょ」と言われた。

本当に面白い。

身体の中身を掃除することで
気分が凄く変わる。

私が食べていけないものは
「ナッツ」「チョコ」レバー」「牛乳」

ナッツは加熱してから時間がたちすぎていて
油が酸化してる。
チョコも大体、そんな理由で。(チョコッと食べる分にはいいらしい)←ギャグね。
レバーは肝臓と言うのはそもそも解毒作用の臓器なので
今は、動物も消化できないほどの様々な毒(農薬とか)が蓄積されているから。
牛乳は、大人が飲むにはコレステロールが高すぎるから。

あくまでも、私の身体に合わないものらしいけど
今月から禁止されていて、素直に従っているので
確実に、身体がすっきりしてきている。

私は後一年くらい続けたら卒業なんだそうだ。

ちょっと寂しいな。

でも健康はとても幸せな気分。
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by chutaro116 | 2004-12-23 02:57 | からだ

ふれてみる

触れてみる。

ということは大事。

自分の内部に触れてみたり(意識で)

人の気持ちに触れてみたり。
身体に触れたり。

ハリネズミ同士みたいに
はじめは、チクチクして痛いこともあるかもしれないけど

いつか、それはちょうど良い距離になるに違いない。

友人でも、家族でも恋人でも。

どんな関係においても、
触れ無いとわからないことが
沢山ある。

私は、あまりスキンシップ型じゃないけど
気持ちが繋がりあうことが、結構好き。

共感だけじゃなくて
相手の気持ちも、自分の気持ちも
ペロって肌を見せ合う瞬間みたいのが
あると、すごく嬉しい。

そのための、言葉ってとても大事。

そして言葉以上のものが
とても大事。

更に、その奥にある、
自分以外の人に対する
気持ちの持ちようというか、
素直さとか、
信じる勇気とか、
そんなものが
大事だと思う。
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by chutaro116 | 2004-12-22 02:02

めにみえないもの

今日は、
代々木公園の路上パフォーマー、パドラ君と
水城さんとで、生まれてはじめての路上朗読をしてみた。

場所が、野外音楽ステージの前だったので
路上というよりも、
野外での発声練習のような感じだった。

それにしても、外では声は全く響かない、
屋内と野外では気圧も違うんだろうか。

ギリシャで芝居をしてきた俳優さんの声の話を聞いたことがあったけど
凄く、理解できた。
野外って怖いです。役者にとって。

その後、水城さん、万里さんと3人で
近代美術館で草間弥生展を見る

私は、予定外だったのだけど
美術展って、芝居よりも凄く個人的で
その芸術家の生き様に、
どっぷりと触れてしまうような、
見ちゃいけない部分を見てしまったような
濃密な時間を過ごせるところだと思う。

夜は、NYから一旦帰国してる友人あやちゃんと食事。

俳優指導者養成ゼミのこととか
NYでの事とか短い時間だったけど
濃い会話が出来た感じがして
元気になれた。

俳優は、もっと幸せになっていいんだよ、ということを
以前ワークショップで言われたことがある。

幸せを感じる感性も、磨かないと錆びちゃうし
それは、自分のためであり、
ものすごく人のためであるんだと思った。

夜、自宅の駅に着くと
駅前のスーパーが閉店していた。

15日から閉店だんだんセール。というセールをして
毎日10%から20%と、値引率が増え
今日は50%の日だった。

品物を売り切ったらお店は、終わりだよ!!と
セールが始まった後のおじさんとおばさんは元気に
私たちに声をかけていた。

私は、昨日まで、なるべく日持ちのする食品を
少しずつ、買い物した。

沢山買ったら、お店が早く閉店しちゃうから。

今日出かける前に、スーパーに寄ったら
おばさんがちょうどお昼ご飯で居なかった。
夜は10時までやってる、ということだったが
品物は、もう、殆ど残っていない状態だった。

おじさんとおばさんに、ちゃんとご挨拶したかったのだけど、
既に10時前にはシャッターが下りていた。

この近所の多くの人が
別れを惜しんでいた。

勿論これからも町のどこかで会えるに違いないけど。

センチメントに浸っているのは、お客だけかもしれない。

店主には、さまざまな仕事が残っているし
これからの生活だって考えなくてはならないだろう。

でも、このスーパーに並んでいたのは
紛れも無く、商品だけではなかった。

寒い日には、レジの横においてあるスープが
心を励ましてくれたり、
落ち込んでる日にも、おばちゃんに
元気付けられて何度もなきそうになったこともある。

今生きている、この世界は
眼に見えないものや、
聞こえない音や、
自分にしか見えない形とか、
こうだと思っていても
全く違う、気持ちの表現とか、
そんなものに
取り巻かれているのだと思う。

絵を見ても、
友人の話を聞いても
自分に起こる事でも、

そんなことだらけのような気がする。

お店はなくなってしまうかもしれないけど
私の心には明確に
駅前のスーパーは存在してる。

眼に見えなくなっても
確実に、存在するものがあると
信じたい。
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by chutaro116 | 2004-12-20 02:36

猫や芝居や日常


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