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いそがしいということ

今週は本当に本当に慌しい。

富良野へ行っていたときは、朝から晩まで芝居と言う暮らし。

それは、ある意味特殊な環境で
芝居をしていても、東京では、稽古中は家に帰れば
様々な家事やら雑用があり・・・。

今、林扶美子の「放浪記」を収録中。
放浪記を読むと、時代が変わっても
私の感じることと、主人公扶美子が感じている
日常の些事には、殆ど違うところがない。

普遍的な作品の底力だと思うのだけれど、
働けども働けども、という暮らし。

予定が後から後から追いかけてくる。

時間があれば、その時間を使わないと
なんだか悪い気がしてくる脅迫感のような・・。

「いつか食卓を囲んで、ゆっくり食事が出来る日がくるのかしら」
という一文に、激しく共感をしたりする。

日本中働きすぎではないだろうか。

自分の心の豊かさとかを無視して
何を手に入れたいのだろう、と
ため息とともに、思ってしまう。

今朝見た夢は、
丘の上に、王様家族の住む家があり、
その人たちは、退屈だけど働きに行くことはなく、
丘の下に住む私たち(らしい)は必死に働く。

要するに税金を納めるために働いている庶民。

「あ~。王様たちのために働いているのか」と
はし!っと目覚めてしまった。

私は相当疲れているのかもしれない。
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by chutaro116 | 2008-03-30 00:09 | 日常

叙勲??

夕方、急用で母と落ち合う。

用事はすぐ済み、一緒に食事。

いつものように「つばめぐりる」へ行く。

母はここのハンブルグステーキが大好きらしい。

私も、ここは良心的なお店だと思う。

と、突然、母が
「昨日真夜中に○○さん、あたしの彼氏ね、
から電話があったのよ。
勲章受勲する知らせの電話がきて、
知らせようと思ってっていうんで、電話かけてきたの」

「え?なんで勲章もらえるの?」
「判らないけど、貢献したのよ」
「何に?」
「事務・・」

え~~?
よくわからないけど、
事務職でも受勲できるみたい。

そういえば、親戚のおじさんも、
昔受勲したことがあったのを思い出し
「柳町のおじさんも受勲してたよね。
あれはさ、煮豆を世界に教えたからでしょ?」
柳町のおじさんは文京区で「鷹田商店」というお店の店主をしていて
煮豆が大層美味しい店だったと聞いている。

確か私が小学2年生の時、
親戚で初めて外国へとびたつおじさんを見送りに
羽田空港に行った記憶があり
その後受勲したらしいので、我家では受勲理由が
煮豆、と言うことになっていた。

「あら、違うわよ。地域に貢献したからよ。文京区に。
で、いろんな組合の理事長とかやっていたのよ。だからよ。」と、母。

受勲の理由、って細かく市井のものには知らされない。と思った。

ちなみに、柳町のおじさんは、祖母の姉のご主人なので
私には一滴も同じ血は流れていない。少し残念かな・・。

とりあえず、私はお会いしたことは無いけれど
母のボーイフレンド様。おめでとうございます。
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by chutaro116 | 2008-03-27 01:32 | 日常

ナレーション収録

たった今、ナレーション収録を終えてきました。

岩崎@出先(五反田)

おなかペコペコでたどり着いたWIRED CAFEに
PCがありまして。

オンタイムで実況中継です。
ソトソト。

眼下には、横断歩道が。

その向こうには昔すんでいた旗の台へ向かう道が。

専門学校時代、当時付き合っていた男の子と
パチンコをしに、降り立ったこの駅。
若くて青かったあの頃よ。

この地で仕事ができようとは。

私も大人になったものです。

それにしても、大変でした。
ナレーションの仕事。

ナレーション台本の叩き台の到着が
昨夜0時。
現場で正式台本を頂き・・・・。
朝9時収録開始・・。

それは、黙読することはあっても、
音読はあまりしない、内容で・・

企業系なので、内容は丸秘です。

あ~。大変だった。

ほんとに大変でした。

でも周りの方も大変だったと思います。

どんなに大変でも、
プロである以上平常心で業務遂行です。

でも、企業にとって大事な事を任せていただいた感もあり、
しゃべる、ということを仕事にするための必須事項について、
またまた、認識が改まりました。
プロとは練習時間は、とらなくてもいける、ということなのかも知れず。
初見力は本当に大事大事。

ふは~。

お酒が飲めたらビール飲みたい気分です。

コウコクコキャク。
コウコクコキャク。
連呼。
グビ~。
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by chutaro116 | 2008-03-25 13:20 | 朗読

布団と風邪

布団をようやく、とうとう新調しました。

敷き布団。
木綿綿。

ふっかふかですわ。
きゅうに御大尽になった気分です。

と、
突然風邪をひきました。

身体が思い切り緩んだのだと思います。
ひんやり布団で身体も緊張していたのでしょう。

ふっかふか布団で
今までみたことないような夢を見ます。

緩んで、だれ~としてしまったのでしょう。

いらないものをこの風邪でさっさと
はき出していきましょう。
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by chutaro116 | 2008-03-24 02:47 | からだ

申告と警官

やれやれの確定申告が終わりました。

なんで、大変なのでしょう。確定申告って。

水城さんのようにまめに出納をつけていれば
いいのだと、毎年反省して、2日くらいつけても結局レシートだけが一年分、
膨大な山になり。「あ~やらなきゃやらなきゃ」と焦って数日。
仕分けに一日、入力に一晩。
やれやれ、である。
それでも私にとっては(涙)膨大な量の金額が戻ってくるので
と、言うか戻ってこないと困っちゃうので、頑張るのだ。

それほど難しいことでもないのに
イメージで大変、っていうのは
恐らく日常やらないことだからだと思う。

税理士さんとかは毎日仕事でやってるから
税務署であんなに楽しそうに私たちを
捌いているに違いない。
きっと一年で一番テンションの上がる日なのだと思う。
すごいな~。
遠い世界の人たちだと思う。

そんな提出最終日の今日、
朝、私が切羽詰った気持で自転車を漕いでいると
二人連れの、わっかい警官(多分見習い)が急に私を呼び止める。
まったくもって要領を得ずに
私を自転車泥棒にしようとしているのだ。
この辺はむやみやたらに、自転車に乗っている人を疑う地域で
過去20回は呼び止められている。
私の自転車は人から譲り受けたもので
私の身体には不釣合いに大きい。
だから、あの小柄な女子は、慌てて自転車を盗んで
急いでいるに違いない、と疑われるらしいのだ。

本当に腹が立つ。朝だというのに。
「私はこれから税務署に行くのですよ。
まったくなにをあなた方が疑ってるんだかわかりません。
元の持ち主に電話して確認してください!」と

久々に人を叱って、早口で電話番号を告げたら
一人の子はメモを取りきれていなかった。
「人の話し聞いていない!」と突っ込もうかと思ったけど
そこまで言うと大人気ないから心のなかで、
「本当に見習いだ」と思うにとどめました。
「あの、税務署って、ここから遠いんですか?」
泣けてきそうな質問だ。おまわりさんなのに。
見習い確定の瞬間。
「ええ、ええ、遠いのですよ。」
彼らを後に、急いで自転車を漕いだのでした。
都会は厳しいのよ。私小さいけど大人だからね。啖呵切っちゃうよ。
取り締まるべき人は他にたくさんいるはずよ。

あの見習い君たち。
帰り道でも、まだうろうろ自転車に乗っていました。
私を呼び止めた同じ場所で・・・・。
かるがもみたいに、たてに並んで。
他に行くところはないのかしら。

今度彼らのわからなそうな道を聞いてみよう。
ククク。
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by chutaro116 | 2008-03-18 00:50 | 日常

四年目の終了

今日は、講師をさせていただいているクラスの最後の日。

探り探りではじめた講師でしたが
私自身、この4年で本当に大人にならせていただいた気がします。
まず、焦らない。どんな子が居ても動じない。
まず、向き合う。自分の感じること、に神経質にならない。

大学生だったら、卒業なんですね。四年て。
自分の成長率はどんなだろうと思います。

教えるということは、本当に責任の重たい事で、
しかし、本当にこちらから働きかければ、見事に
いろんな形で反応が返ってきて、
予想外、だったり予想以上だったり、思わぬものが生まれてきたり。

芝居の稽古場とも違うし
実験劇場とも違い、
そのクラス、その生徒さんの段階の目的に応じて
考えたり探ったり。

この一年は、今までの私の反省を踏まえて
一年後に後悔しないように、必ず成長してもらおう!と誓い
かなりの分量を積み上げて、毎週相当な宿題を消化してもらうようにしました。

毎年思うのですが、人間て本当に成長するんだ、ということ。

今日なんか、「上手くなった!!」と何度叫びたくなったことか。

4月には、ありゃ~と思っていた子が、きっちりと役として、存在することが出来て
しかも、きちんと台詞を言えるようになっている。
しかも、下手じゃない。
しかも、リアル。
あたしより上手いんじゃないか。とちょっと焦ったりして。
まじですか。と。驚きました。

愛情と言う名の手前味噌、そして贔屓目では決してないと思うのです。

特に今年は、普通のワークショップでもやらないような
膨大な量の台詞を、一回本読みしてから、翌週には暗記して立ち稽古。
というペースで、月4回のレッスンで一つの戯曲なり脚本なりのワンシーンを
立ち上げていきました。

1年で(実質8ヶ月くらい)で6~7作品です。

その合間に様々なエクササイズ。

良く消化してくれたな~と思います。

つくづく感じるのは、若さと言う素直さや吸収率。

それに、本質に気付いてくれる知性と、情熱さえあれば
人は無限に成長していくということ。

そして、おとなしくても派手じゃなくても、
きちんと聞いて、きちんと消化してくる人の
なんと、成長することよ。

出来ない、と言うことに甘えない、
そんなことを教えたつもりはないので
生徒さんが優秀だっただけだと思うのですが、
「自分が上昇したいと、切実に思う」ということが
成長を支え、若さとともに人格を作っていくことなのかもしれない、と思いました。

今日は最後に、今年度初期に映像演技を無償でサポートに来てくださった
Y監督の直近の、「わたしのさがしもの」という、
現役高校生のドキュメンタリービデオ作品を鑑賞。

本当はこの作品のナレーションを勉強するべく、
台本をお借りしていたのですが、
時間切れで授業実習に至らず、
活字台本と、完成した作品をみて、
イメージのギャップだけでも
感じてもらえたらと言うことも狙いでした。

しかし、素直な皆は、作品世界に惹きこまれていって
最後の最後に、主人公Mちゃんの唄に皆感動していました。
泣いてる子もいました。お~。
この作品、本当に一般公開されればいいのに。と思います。
世の中、いい仕事をしている人も、有名じゃなくても凄い唄を歌える人も居て、
本当にすごいなと謙虚にならざるを得ません。
MちゃんのCDを希望する子が殺到していました。
なんだか、良き締めくくりができた日でした。
時間外でDVD鑑賞をさせてくれた
事務局スタッフのMさん、本当にありがとう。

この講師の仕事も、本当にいろんな人に支えられて
遂行することが出来ています。

芝居だって役者の仕事だって、
たくさんの人々に支えられていて、
私が生きていること自体、自力の部分てきっと僅かで。

なんだか今日は、世の中の人すべてに感謝したいです。

最後に、この仕事をしていて初めてお花と色紙をもらいました。
なんか、泣いちゃいました。
お花、凄い豪勢です。
びっくりしました。
本当に嬉しいです。

私も人にお花あげようって、改めて思いました。

色紙のパワーで、私あと50年くらい生きられるかもって
思いました。

ありがとう。ありがとう。ありがとう。
いろんなありがとうです。
みんなありがとう。

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by chutaro116 | 2008-03-14 23:50 | 芝居

ワークショップ@仙川

今日明日で
調布市せんがわ劇場
ワークショップを受けています。

富良野から戻ってきて、
すぐにでもブラッシュアップをしたくて
(自分をリセットする為に)
ワークショップを探していたら
先日新国立のお芝居に行ったときに挟まっていたチラシに
動員挿話の演出を手がけた
桃園会の深津篤史さんのワークショップがあると
割とチラシの隅のほうに書いてあり、
思わず、飛びつきました。

私は初演の時に
眼と耳を凝らして、稽古を見学していましたが
二日とはいえ、実際に自分が深津さんの方法論で
演じることが楽しいです。

あ~純粋に芝居が出来ることを喜びと思える。

仙川は昔から大好きな町でしたが
今日久々に行ったらまた、
町自体が更新されていて
安藤忠雄さん建築の劇場やアパートが
でーんと、工業地帯のように、しかし整然とおしゃれに
機能的に、センス良く、立っていました。

建て物の中は廊下の壁が斜めになっていて
床はまっすぐなんですが
私は斜めに歩いてしまい転びました。

お年よりは、転ばないのだろうか。
公共施設なんだけど・・。

でも、おしゃれです。
劇場が出来て、近所の町に文化が生まれるのは凄く嬉しい。

詳しくは、また次回。
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by chutaro116 | 2008-03-11 02:06 | 芝居

新国立劇場「屋上庭園・動員挿話」再演

新国立劇場「屋上庭園・動員挿話」
2年半前に上演されたこの作品。

そして、この作品は非常に優れた作品として世の評価を得て
今回「再演」が決まったのでした。

当時私は制作助手としてこの作品に携わっていました。

今、思い出しても、本当にドキドキするような稽古場でした。

自分が出ていなくても、あれほど新鮮で刺激的で
そして、皆の芝居を愛する気持が暖かく大きく存在していた
現場は、貴重な経験として今もわたしの中に根付いています。

今日、この作品の再演を観てきました。

素晴らしい、の一言です。

演劇の真髄を楽しめます。
スリリングです。

え・・新劇ってこんなにオモシロい?って改めて気付かせてくれます。

岸田国士の戯曲の世界を忠実に再現しつつも
2年前よりも確実に進化しています。

再演の進化の正しい形だと私は思います。

作品の言葉や行動、シチュエーション、関係性
そうゆう事に手をかけずとも、
じっくりと、すべての信頼関係の下で
内容を膨らましていくことで
確実に表現は進化できる。

ミザンセーヌやケレンよりも
もっともっと大事なことは、
俳優と演出家が、しっかりと積み重ねる時間を
強弱の関係性ではなく、丁寧に作品に向き合うエネルギーとして
使うことこそが、最終的には観客の耳に正しい言葉を伝えていく
戯曲の人物の本当の姿を見せてあげる、
一番の近道の仕事なんだなあと、
本当に心から感じたのです。

本当に幸せな作品創りだと思います。

今回私は純粋な観客として楽しんだわけですが
2年半前にスタッフとしてこの作品を観ていた時とは、
自分も変化していますし、芝居も変化している。

その変化の関係性も、生々しくてたまらない楽しみ方を出来ました。
楽しみ方は千差万別ですが、少なくとも、それはおそらく、
岸田戯曲にとっても幸せなことであり、
再演の意味を十分に表していたと思いました。

初演を観た方も、まだご覧になっていなかった方
初演は後半完売だったので、見逃してしまわれた方。

9日までやっています。是非是非ご覧下さい。

解氷後の私(注:北国生活後の意)にとっては、
砂漠の中の一滴のような芝居でした。
これが芝居と言うものだと思います。

なんだかとても、嬉しかったです。
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by chutaro116 | 2008-03-07 01:13 | 芝居

めからうろこ

ヨガのクラスで
先生がはじめに話してくれた言葉。

「大変、というのは大きく変わる。と書きますね。
変わる、と言うことは心にも身体にもいろんな負荷がかかります。
楽な状態、というのは変化もなく、楽しい状態。
でも、大きく変わる、大変、と言う状況を怖いと思うのも不安に思うのも
自分の心次第。
ヨガのポーズにも同じことが言えますが、
自分にとって限界を感じる状況、
大きく変わることを乗り越えた時に
また新しい自分になって行くんだと思います」

ヨガのキミ先生。

非常に判りやすく、はなしてくれました。
大きく変わるときは、大変。
でも捉え方一つで、大変、と言う時間は
豊穣な状態や記憶になっていくのかもしれない。

変わることに恐怖を感じないようにいよう。
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by chutaro116 | 2008-03-01 00:49 | ヨガ

猫や芝居や日常


by chutaro116
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